【週刊女性で書きました】高齢飼い主がペットと共倒れしないためにすべきこと「飼い主探し」と「お金の準備」

週刊女性さまで、 ”高齢飼い主がペットと共倒れしないためにすべきこと「飼い主探し」と「お金の準備」” という記事を書かせて頂きました。

高齢になったらペットを飼ったらダメなの?

高齢になると「このコのことを最期まで面倒を見てあげられないかもしれない」という想いから、大好きな犬や猫と過ごすことをあきらめてしまう方がいます。

それをなんとかする方法はないのだろうか・・・。

そんな思いから始めた取材でした。

実は、わたしの両親も「このコのことを最期まで面倒を見てあげられないかもしれない」と思っていた飼い主でした。

家族で初めて迎えたゴールデン・レトリーバーの「てん」を介護の末、わたしたち家族は2010年に亡くしました。末期の肺がんでした。

両親は自分たちの年齢から、新しい犬を迎えた場合の介護生活のことを考えて、新しい犬を迎えることにためらいを感じているようでした。

我が家の場合は、もしものときには愛犬はわたしが引き取って最期まで責任をもって面倒をみることを約束してキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの「空次郎」を迎えました。

空次郎という存在、そして彼のための毎日の朝夕の散歩のおかげで両親は元気に過ごしています。

年をとっても大好きなペットと暮らすための3つの方法

ですが、必ずしもすべてのお家で高齢になってから新しい犬や猫をすんなりと迎えられるわけではありません。

今回の取材を通して、高齢になってからも犬や猫を迎えるのに必要なことは3つあることが分かりました。

①自分に万が一のことが起きたときにペットのために必要なお金を遺しておくこと

②お金を遺すことが難しいなら、ペットの面倒をみてくれるペット仲間や親族などを見つけておくこと

③リアルに知り合いがいないなら、ブログやSNSにそのペットをいかに大切にしていたかが分かるような記録を残しておくこと
(これはいざというときに「このコとなら一緒に暮らしたい!」「このコなら引き取りたい!」と思う新しい飼い主を見つけることに役立つ)

3つすべてをそろえるのは難しくても、どれか1つでも取り組んでいれば、自分になにかがあったときに遺されたペットが安心・安全に暮らしていくことができるのではないかと思いました。

おわりに

こちらの記事、なんとTBSテレビ「噂の東京マガジン」さまの「今週の気になる見出し」にもピックアップされていたようです。

高齢になって大好きな動物たちと過ごすことをあきらめてしまった方にこの情報が届き、少しでもお役に立てたら嬉しいです。