フリーライター必見!損をしない見積もりの仕方

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副業や兼業で、あるいは独立してフリーランスのメディカルライターをしている方が、お仕事を開始してぶつかる壁のひとつが「見積もりをください」というクライアントさんからのご依頼かと思います。 この見積もりで失敗すると「こんなはずじゃなかったのに」ってなりませんか?今回は、フリーライターが損をしないための原稿料の見積もり方法についてお伝えします。

こんにちは、薬剤師ライターの高垣です。

副業や兼業で、あるいは独立してフリーランスのメディカルライターをしている方が、メディカルライティングのお仕事を開始してぶつかる壁のひとつが「見積もりをください」というクライアントさんからのご依頼かと思います。

この見積もりで失敗すると「こんなはずじゃなかったのに」と思うようなことになってしまうことも……。
せっかくいただいたお仕事ですから、活き活きと取り組んで、高クオリティに仕上げたいですよね!

そこで今回は、メディカルライターが原稿料の見積もりをするためのライティング費の目安を調べてみました。

フリーランスメディカルライターの原稿料の相場と見積もり方法

結局のところメディカルライターの原稿料はいくらで見積もれば良いのか。
見積もりのコツは3つ。

自分が損をしない価格なのか、手間とのバランスをよく考えて!

お仕事がほしいからといって、あまりにも安く見積もると「こんなはずじゃなかったのに」とあとで後悔することになります。

見積もりを出す前に、修正対応回数、文字数、原稿の難易度などを確認して原稿作成にかかる時間の目安を割り出しましょう。

見積額は「拘束時間×時給×3」!

最後の「×3」はなんだ!
そう思うフリーライターさんが多いかと思います。
べつにぼったくりをしているわけではないですよ!

これは見積もりをするときの基本的な考え方とされています。

ひとつのライティングの仕事をするには、「書く」という本来の仕事の前後に打合せなどがあります。見積書を考えて提出したりといった手間もかかっています。

その分の労働や経費にかかる費用を含めるための「×3」です。
自分の月収から時給を割り出し、その3倍の価格を見積もれば損をすることはないはずです。

専門性の必要性や難易度によって見積額を調整しよう!

例えば英語の文献を何本も読みこなす必要がある場合や、医師向けの記事など「専門性」を要する記事作成を依頼された場合には、通常価格より高めの金額を提示してください。

なぜかというと、難易度が高い案件や、高い専門性が求められる案件は調査に時間がかかりますし、メディカルライター側としてはエビデンスの確認にかなり神経をすり減らすことになります。
それに、なんといっても競合するライターさんが少ないので、高報酬が見込めますよ。

フリーライターの原稿料の相場を知る

上記の方法を使って見積もりをしても、相場とかけ離れて、ものすごく高く見積もった金額を提示してしまうと、せっかく依頼をいただいた案件が取り下げられてしまいます。

なので、メディカルライターのだいたいの原稿料の相場観があると心強いです。

原稿料の相場については、こちらの記事「フリーライターの原稿料の相場」でご紹介しているので、よろしかったら併せてご覧くださいませ。

まとめ

以上、薬剤師ライターが損をしないための見積もりの仕方をご紹介しました。

そういえば、プロジェクト全体の進捗管理をするような場合は、進捗管理費などの手数料として、請求額全体の数パーセントを計上する場合もあるみたいです。エージェントコミッションみたいな感じです。

本当は「損得なんて考えずに、伝えたいことを伝えるんだ!」と言えるようになれたらよいのですが、そんな売れっ子になれるまでは、日々の生活をつつがなく送れるようにするため、堅実に見積もりをしていきたいと思います。