メディカルライターの転職・就職活動中の薬剤師必見!採用率がアップする面接のコツ
みなさま、こんにちは。
薬剤師ライターの高垣です。
転職活動や就職活動をするときに避けては通れないのが面接です。
今回は、わたしが勤務していた医療系広告代理店の面接官たちが、採用活動時に話していた採用・不採用の理由などを書き出していこうと思います。
好印象を与えるメディカルライター志望者の特徴
まずは、上司たちが面接が終わった後に「今回面接に来た人良かったね」と話していた内容をピックアップしてみました。
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- 過去の制作実績を具体例に挙げている
ウェブサイトに掲載してあった制作実績をうまく引用しながら「こういう資材を作って、患者さまの健康に役立ちたい」という風に、志望動機に結びつけていると好印象のようです。
やっぱり自分の会社のことをよく調べていてくれるとうれしいですよね。
それに、入社して、将来どのような業務に携わりたいのか、どのくらい具体的に思い描いているのかを知る目安にもなるのかもしれません。 - 課題の小論文や作文がうまい
課題に作文があるかどうかは、志望する会社によるかもしれませんが、わたしが採用して頂いたメディカル系広告代理店には作文課題がありました。
課題は、ある疾患の患者さま向けの記事を1200字程度で書きなさいというものでした。
メディカルライターを志望するからには、文章を書くのが下手な人よりは上手な人の方が良いということのようです。 - 明るい・コミュニケーション力が高い
医療系の編集プロダクションやコンテンツ制作会社に入社すると、メディカルライターが取材に入る場合があります。
その際にコミュニケーション力は不可欠です。
また、クライアントである製薬会社様の大切なお客様である医師にマイナスの印象を与えることは絶対に避けなければならないため、明るいはきはきした人物が好まれるようです。 - フットワークが軽い
取材や打ち合わせが多いので、フットワークが軽いことが必須です。
出張NGの方は敬遠されてしまうかもしれません。 - 英語に抵抗感がない
仕事上、英論文を読むことが多いためです。
また、ときには海外取材のお仕事が入る場合があるので、英語が得意とまでは言わなくても抵抗感がないことが求められます。 - 医療現場の臨床経験がある
薬剤師の方で、調剤薬局や病院などの臨床経験がある方、とっても有利です。
なぜかというと、医療系のコンテンツ制作会社でつくるものの多くは、病院や調剤薬局で使われるからです。現場経験があり、現場ではたらく医師や薬剤師などの医療従事者のニーズが分かることは、非医療系の志望者と比べてかなりポイント高いです。
- 過去の制作実績を具体例に挙げている
メディカルライター不採用になっていた志望者の特徴
次に、残念ながら不採用になっていた志望者の方についての上司たちのコメントを思い出しながら書き出してみますね。
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- なんか暗い印象
前述した通り、インタビューに臨むことのある職業です。
インタビューイーである医師や、クライアントである製薬会社の方にマイナスの印象を持たれるのは避けたいという事情があるようです。 - 医療系の人じゃない
薬剤師や看護師などの医療系の志望者と、そうではない志望者がいると医療系が有利なようです。 - 英語が苦手
英論文や英語の雑誌を読まないといけないことがあるので、英語が苦手だと辛いですし、お仕事が滞ってしまうことが懸念されるため敬遠されるのだと思います。
- なんか暗い印象
さいごに
以上、メディカルライター志望者の方に対する面接官の声をご紹介してきました。
これはあくまでも、わたしが勤務していた医療系広告代理店での話ですので、他のコンテンツ制作会社や編集プロダクションへの汎用性があるかどうかは分かりませんが、メディカルライターを志す薬剤師さんのお役に立てたら幸いです。